爪ヤスリ or スモールブレード - Victorinox vs Wenger

Victorinox vs Wenger
これはツールの優劣の問題というよりもメーカーとしての拘りなのかも知れないが、一部の新しいモデルを除くと、ビクトリノックスのミディアムサイズには、そもそも爪ヤスリが無かった。
双方のメインブレードの層の反対側は、大半のモデルでは
  • Victorinox:スモールブレード
  • Wenger:爪ヤスリ+爪そうじ
となっている。
つまり旧ウェンガー&その系統の大部分のモデルに爪ヤスリが付いているのに対して、本流ビクトリノックスでは付いていないものが大部分だ。 考えどころは、このサイズのツールに、ブレードが2本必要なのかどうかだ。

私が初めてビクトリノックスとウェンガー双方を使い比べる機会を得たのは中学生の頃だったが、その頃から私にとってのアーミーナイフとは、メインのナイフ(シースナイフ)の補助ツールだったので、考えるまでもなく不要だった。

加えて私は割と頻繁に爪ヤスリを使うので、結局この爪ヤスリの有無とハサミの優劣とで、以降はウェンガーのモデルばかりを選ぶようになった。

なおこの爪ヤスリの先端は「爪そうじ」となっているが、小型のプラスドライバーとしても使えるようになっている。

ともあれ、メインブレードとスモールブレードを度々使い分ける人でなければ、スモールブレードよりも爪ヤスリの方が実用的なはずだ、特に女性には。

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