携帯性を重視しよう
アーミーナイフを買う場合、最も重視したいのが「携帯性」だ。携帯性を高めるために多くのツールをコンパクトにまとめ上げたものなのだから、当然ながら最も重要な点だと言えるだろう。
ツールの数が多ければ多い程いい、何でも付いている方が魅力的だ、という人がいるのは承知しているし、別にそれはそれでいいと思う。 本来のツールを一揃い持ち歩くよりも圧倒的にコンパクトなのは間違いないのだから、それも携帯性を重視した1つの結論だろう。
しかし実際に携帯し、特に移動が多い場面に持ち出す場合、やはり持ち歩きやすい重さ、コンパクトさであることは非常に重要だ。
当然だが、搭載しているツールの数が多くなると、その分だけ大きく重くなるので、携帯性はどんどん落ちていく。
携帯性以外にも、ツールが多くなる程どんどん幅広くなるため、非常に握りにくく、つまり道具として使いづらくなっていくという問題もある。
非常に多数のツールを搭載したモデルも販売されてはいるものの、実用的かと聞かれれば非常に微妙だと答えるしかない。
主に技術力や保有ツール数の誇示のための存在だと考えていいだろう。
↑これを握って使えと言われても困るw
まあこの辺は、人によって許容できる重さは違うだろうし、手の大きさ等によっても握り心地は違ってくる。参考までに、手が小さい方の私の場合だと、快適に握れるのは5層まで、またポケットに突っ込んで持ち歩くので、重さは100gが限度だ。
普段使いをしているということはジャージとかのことも多いのだ、スマホをジャージのポケットに入れて歩くと重さでジャージが下がってくるが、重いとあれと同じことが起きる。
ベルトに通すポーチを使えばという人もいるが、いつもベルトをしているとは限らないし、そもそもあれは出し入れが非常に面倒臭くて、以前一度買ってはみたものの、初回の数時間でお蔵入りになった。
頻繁に使う際に、取り出してブレードを開くまでに5秒以上掛かるとか、もう苦痛でしかなく、私的にはポケットに突っ込んでおくのが一番という結論に至った。