選ぶ際に考えるべきこと

以下は、アーミーナイフを実用品と考えた際、選ぶ前によく考えて欲しいことだ。
飾っておきたいだけの人は気にしなくて大丈夫。
  • タフさを重視する用途
    携帯性が少し犠牲になってもいいのなら、ラージサイズのモデルをまず検討した方がいい。あとナイフとしてタフに使いたいのであれば、アーミーナイフはサブとして考え、メインはシースナイフにした方がいい。折り畳みのナイフに、ナイフとして「タフなもの」など無いことは覚えておこう。
  • ツール山盛り系
    8層とかになると、普段から携帯するのはキツいし、使う際も使いにくい。非常持ち出し袋や車に放り込んでおくのならありかも。
  • ライトが付いたモデル
    分厚くなる上、照らしながらではアーミーナイフ自体を使った作業ができないし、小型LEDライトかスマホがあれば無用の長物になる。
    ライトを多用するなら、寿命も明るさも段違いなので、絶対に専用品にすべき。どうしても欲しいなら、ランヤードに100円ライトを付けるという手もあるので、値段さや厚さも加味して考えたい。
    「トラベラーライト」なども、スマホがあれば「クライマー」でいい。
  • メタルソー&金属ヤスリのあるモデル
    消耗品なので、頻繁に使うようならアーミーナイフとは別に専用品を持ち、その上での緊急用と考えるべき。
  • キーリングが無いモデル
    無いと、落とす・無くす確率が大幅にUP。目立たないが、いくら強調しても足りないほど重要。無くしたツールは使えない。
  • カモフラージュ柄・目立たない色
    キャンプ等の際に落とした時、発見率が猛烈に下がる。目立つストラップ等を付ければ回避できるだろうが、ではカモフラージュにした意味って何。地味な色も同じく発見が困難になる。
  • 限定品&デザインもの
    勿体なくて使えない or そのうち飽きるんじゃないかなと。使えば使ったで色が剥げてダサくなるし、コレクション専用と考えた方がいい。
以上、よく考えて、自分の1本を選んで欲しい。

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